上・下半期ベスト
2024年上半期に読んだ本のなかから良かったものを10冊選びました。 好きになるまで ノンフィクション 佐々木秀彦『文化的コモンズ 文化施設がつくる交響圏』(みすず書房) 博物館、図書館、公民館、劇場・ホールを中心に、日本の文化施設の歴史をたどり、あ…
2023年も終わりが近づいてきたので、下半期に読んだ本のなかから良かったものを10冊選んでみました。ノンフィクション5冊、フィクション5冊です。*1 全体的に分厚いノンフィクションを読んでいる時間が長くて、小説はやや少なめでした。 ノンフィクショ…
上半期に読んだ本から10冊選びました。ノンフィクションから5冊、フィクションから5冊です。今期は海外文学の読書量が少なめだったかも。今年に入ってから少しずつ読んでいる〈沢木耕太郎ノンフィクション〉シリーズを入れると大変なので、それは別枠と…
2022年も終わりということで、この半年に読んだ本のなかから良かったものを、フィクションから5冊、ノンフィクションから5冊選んでいます。 「知ればきっと元気が出る」 フィクション リチャード・パワーズ『惑う星』(訳・木原善彦、新潮社) リチャード…
2022年の上半期に読んだ本から10冊選んでみます。フィクションから5冊、ノンフィクションから5冊。読み終えた本は70冊ほどでいつも通りですが、面白そうな本が次々とあらわれるので、買うペースだけが早まっています。 真ん中の本が分厚いなー フィク…
2021年ももう終わりということで、恒例にしている下半期に読んだ本からベスト10を選びました。フィクションとノンフィクションからそれぞれ5冊。読んだ本としては60冊くらいでいつもと変わらず。 まだ紙の本がメイン 選んでみてから気づいたのですが、本…
今回はノンフィクション5冊、フィクション5冊ということで選んでみました。読んだ数は60~70冊で普段と変わらずですが、ノンフィクションの方でサイエンス系が多かった気がします。 まだ紙で読んでいる、という記録に ノンフィクション ポール・J・ス…
半年ごとに書いている恒例のベスト10。今回はノンフィクションが多めになりました。 ノンフィクション 東浩紀『ゲンロン戦記』(中公新書ラクレ) 「知の観客をつくる」というミッションで、株式会社ゲンロンを経営した10年の記録。それは戦記と呼ぶにふさ…
ノンフィクション 東畑開人『居るのはつらいよ』(医学書院) 臨床心理学の博士課程をでた著者は、沖縄のデイケア施設で仕事につく。待っていた業務は思っていたものとは違っていた。それはセラピーとケアという言葉で整理させる。学んできたのはセラピーだ…
半年ごとに書いているベスト10。今回もフィクションから5冊、ノンフィクションから5冊を選んでみた。フィクションのかたより方がひどいが、こればかりはしかたがない。早川SF強し。 フィクション テッド・チャン『息吹』(訳/大森望 早川書房) 『あなた…
・フィクション リチャード・パワーズ『われらが歌う時』(訳/高吉一郎 新潮社) ユダヤ人の父と黒人の母、3人の子供。人種差別のなかで生きるアメリカの家族の物語。家族それぞれのパートがつぎはぎで語られ、合流してくる。その間の世界史的な話をあくま…
ノンフィクション5冊、フィクション5冊で選びました。 ノンフィクション アンドリュー”バニー”ファン『ハードウェア・ハッカー 新しいモノをつくる破壊と創造の冒険』(訳/高須正和 監訳/山形浩生 技術評論社) 電子デバイスを使う機会はどんどん増えてい…
2018年の上半期を振り返り、読んだ本からベスト10を選んでみた。フィクションとノンフィクションの2つに分けて、それぞれ5冊ずつ。 フィクション 樋口恭介『構造素子』 第5回ハヤカワSFコンテスト大賞のデビュー作。作家と物語、親と子、人類と人工知能の…
2017年の下半期を振り返って、良かった本を選んでみました。フィクションから5冊、ノンフィクションから5冊ということで。 フィクション 小川哲『ゲームの王国』 今年、一番好奇心を掻き立てられた小説。カンボジア圧政下で、少年と少女は世界を変えるために…
上半期も終わりということで、振り返って、良かった本を10冊選んでみました。 フィクションから5冊、フィクション以外から5冊で順不同です。 G.K.チェスタトン『木曜の男』 初チェスタトン。いちばん衝撃を受けた。スパイもの、ミステリ、幻想などジャン…